今回はウィーゼロックスのドロー選択について書いていきたいと思います。

コンボデッキは右手依存度が高い印象を受けますがウィーゼロックスはその構成上青の優秀なキャントリップ呪文を大量に積むことができるので、組み方次第でかなり安定した動きができます。

逆に、右手次第で恐ろしく強いデッキに組むことも可能。

どのキャントリップ呪文を選ぶかでデッキの性能がかなり変わってくる重要なポイントなので、慎重に選びたいところですね。

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<状況に応じて最適なカードを引ける主人公のような人は右手力がある人と呼ばれます>

●注目するべき点

キャントリップ呪文において、重要な点は以下の4点です。

①アクセスできるカードの枚数
コンボパーツを集める上で、アクセスできる(=手札に加えられうる)カードの枚数は非常に重要です。
アクセスできる枚数が増えれば欲しいカードを引ける確率も当然上がるので、勝率に大きく影響します。

②弱いカードを処理できるか
コンボデッキでは、特定のコンボパーツを何枚も引くと無駄になりがち。
必要のないカードを引かずに済むようにできれば、そのまま欲しいカードを引く確率を上げる事に繋がります。
持久戦に持ち込まれた時に特に重要。

③《秘密を掘り下げる者》との相性
デッキトップを操作できれば《秘密を掘り下げる者》変身しやすくなり、前回の記事でいうところの「3×7」のプランに影響します。
搦め手が強くなれば相手もその対応に追われるため、間接的にコンボ成立の手助けになります。

黒単のようにコンボだけでは勝ちにくいデッキが相手の時に特に重要。

④その他の性能

①~③以外の間接的に勝利につながる効果です。


今回は、以上の4点から各キャントリップ呪文の性能を見ていきたいと思います。

●定業

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占術2を行ってからドローをする呪文。


①★★★☆
3枚。トップ2枚を見て、どちらも弱ければ両方を下に送ることでその次のカードを引ける。

②★★★★★+α
弱いカードを最大2枚まで下に送れるので、その後のドローの質が高まる。
場合によっては「カードを2枚引く」よりも強い。

③★★☆☆☆
占術で見た2枚を両方トップに置かないと変身サポートができない。
ただの1枚ドローでしかない使い方は出来れば避けたいので、《秘密を掘り下げる者》との相性はそこまで良くない。

④☆☆☆
特になし。


評価:モダン禁止も頷ける性能の高さで、4積み必須のカードですね。


●思案

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デッキのトップから3枚を見て好きな順番で戻せる呪文。気に入らなければシャッフルできる。


①★★★★
4枚。トップ3枚の中に欲しいカードがないならシャッフルする事でもう1枚アクセス可能。

②★★★☆☆
デッキのトップがすべて弱い場合はシャッフルすることで弱いカードとサヨナラできる。

③★★★★☆
トップ操作能力は高く、使えばまず次のターンには変身できる。

④☆☆☆
シャッフルすると占術などで下に送っていたカードをまた引く可能性が出てくる点が不満。


評価:アクセスできるカードの多さから、コンボ始動直前に使いたいカードです。
パウパーには強力なフェッチがないので他の環境ほどではないですが、安定した強さを持っています。

●渦巻く知識

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3枚引いてから手札の内の2枚をデッキトップに戻せる呪文。
ポジションとしてはインスタントで使える代わりにシャッフルできなくなった《思案》に近い。


①★★★☆
3枚。

②★★☆☆☆
カードを引く順番は変えられるが、フェッチがないので弱いカードを避けることはできない。
そのまま2ターン経つと、ただの1ドローと同じ効果になる。

③★★★★★
インスタントなのでアップキープに使えばほぼ確実に変身する。
《秘密を掘り下げる者》のためのカードで、2ターン目の変身を確実にしてくれる。

④★☆☆
インスタントなので他の呪文を構えられたり、《強迫》から特定のカードを守れるのが強み。
《定業》と相性が良く、手札にある不要なカードをトップに戻してから《定業》を使えば占術の強さを最大限に活かせる。


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<不要なカード2枚をトップに戻し、占術で下に送れば実質4ドロー2ディスカードと同じ効果>

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<特定のカードが今すぐほしいなら逆の順番で使えば6枚までアクセス可能>

評価:フェッチがないのでほかの環境ほど凶悪な性能ではありません。
それでも、《秘密を掘り下げる者》を4枚積むならぜひ入れておきたいカードですね。

●手練

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デッキの上の2枚をみて、片方を手札に加え、もう片方をデッキの下に送れる呪文。

①★★☆☆
2枚。

②★★★★☆
弱い方のカードを1枚下に送れるのでドローを質が高まる。占術の邪魔をしないのも◎

③★☆☆☆☆
デッキの一番上は操作できないので、変身サポートはできない。

④☆☆☆
特になし。

評価:《定業》の下位互換ですが、それは《定業》が強すぎるだけでこれが弱いわけではありません。
《定業》で一番よくやる「1枚をトップ、1枚をボトム」と同じ効果と考えれば十分な性能。

●ギタクシア派の調査

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ライフを払えば0マナで打てるピーピング付きドロー。

①★☆☆☆
1枚。

②★☆☆☆☆
弱いカードを処理する性能はない。

③★☆☆☆☆
変身サポートはできない。

④★★★
相手の手札を見れるので、その後のプランを組みやすくなる。
除去がないようならさっさとコンボを決めに行こう。
0マナで使えるのは貴重。

評価:コンボデッキにとって相手の手札をみれるのは非常に重要。
0マナパンプという意味でも使い勝手は非常に良いです。
調子に乗って0マナで使いすぎるとライフが無くなるので注意してください。

●魔力変

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①★☆☆☆
1枚。

②★☆☆☆☆
弱いカードを処理する性能はない。

③★☆☆☆☆
変身サポートはできない。

④★★☆
青マナがないときや、赤マナが1つしかない時に自分のほしい色マナを供給できるのが偉い。
実質0マナで使えるので、パワーの底上げに貢献する。

評価:ほとんど0マナキャントリップ連打による爆発力を期待しての採用になります。
しかし、ただの1枚ドローを多く積みすぎると、初手の情報が少なくなってキープが難しくなるので注意が必要です。

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<魔力変が思案や定業だったらキープしやすいけど…これ、キープする?>

●採用例

ここでは、私が良く使う2パターンを挙げておきます。

入賞レシピを見るなどして、色んな方の組み方を参考にしてみてください。


パターンA:《定業》4、《思案》4、《ギタクシア派の調査》4、《魔力変》2

アクセス可能枚数の高い2種で多めに積んだ0マナドローを引くことを重視した構成。

《窯の悪鬼》のパワーをガンガンあげることで、《突撃のストロボ》なしでも勝てるようになります。


パターンB:《定業》4、《渦巻く知識》4、《手練》2、《ギタクシア派の調査》4

《秘密を掘り下げる者》の変身率を重視した構成。

《渦巻く知識》で戻した弱いカードを《定業》などで下に送れることで安定性も上がります。

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いかがだったでしょうか?

ドローの選択の仕方によってアグロ重視になったり、コンボ重視になったり、持久戦を見据えるかどうかも変わってきます。

色々試してみて、自分にしっくりくる構成を探すのも楽しいですね。


以上、右手が光るドロー力!キャントリップ考察でした。参考になれば幸いです。


最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)