今回は、ウルザトロンにおける「ウルザランド以外の土地」についてです。

haunted
<ウルザランドは3種4積み確定なので考察外>

●実質ドローの半分以上が土地。デッキの性能が決まる要所

ウルザトロンは最低でも4ターン目まで安定して土地を出したいデッキなので、《探検の地図》込みで土地カードが24枚も入っています。

ドロー付きカードが20枚も入っている事や基本的に土地を持ってくる《古きものの活性》の事も考えると、実質的に引いてくるカードの半分が土地で構成されたランドデッキなんです。


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紹介記事サンプルレシピの配分。7ターン目に7枚土地を引いているのが当たり前>

そのため、土地を「マナを生み出すだけのカード」のみで構成してしまうと「重量カードや妨害カードを複数枚引けなかった場合に手数の足りないデッキ」になってしまいます。


いくらマナが豊富にあっても、使う先がなければ意味がありません。
多少引きが弱くてもカバーできるように、マナを出す以外の性能をもった土地をキチンと採用する必要があります。

マナベースの確保と、マナ以外の性能の両方を意識して、使いやすい土地配分を目指しましょう!


それでは実際に、マナを出す以外に役割を持っている土地を見ていきます。
1枚挿しでも《探検の地図》などで持ってきやすい点にも注目。

●流砂

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無色マナしか出せない代わりにタップ+生贄に捧げると飛行を持たない攻撃クリーチャー1体を弱体化できる土地。

序盤に能力を使うと土地枚数が減るせいでやや動きにくくなってしまうので、
《海門の神官》と組んで牽制として運用するのが基本。

《深き刻の忍者》《窯の悪鬼》への牽制としては最高の性能で、これらを軸としたデッキを意識する場合には優先度が高くなります。

カウンターされにくい除去と考えると青に強そうですが、飛行クリーチャーを除去できないのが辛い。

●憑依された沼墓

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無色マナしか出せない代わりに、墓地にあるクリーチャー・カードを無作為に手札に戻す能力を持った土地。このデッキならば最低でも《海門の神官》が回収できます。

実質4マナ+生贄が必要なのでウルザランドが揃った後でしか使えませんが、土地カードが《熟考漂い》《ファングレンの匪賊》のような強力なカードに変わるのは強く、中盤以降の息切れ防止として非常に重要。

デッキの構成にもよりますが、序盤で勝敗が大体決まることが多いなら1枚、中盤以降の競り合いが多いのなら2枚以上入れておきたいカードです。

●カルニの庭

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タップ状態で場に出る代わりに、0/1トークンを引き連れてくる緑マナの土地。
チャンプブロックさせることで、2点~4点程度のライフを確保してくれます。

《流砂》と役割は近いですが、こちらはタフネス3以上の相手でも関係ない点・マナを延ばしつつ時間稼ぎができる点・マナフィルターを使わずに《ファングレンの匪賊》を出せるおかげでライフ回復しやすくなる点で優れています。

広く速攻デッキを意識し、《ファングレンの匪賊》を重視した構成にするのなら優先度は高くなります。

●サイクリングランドか、基本地形か

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ウルザトロンでもサイクリングランドは非常に優秀で、タップインのロスを立ち回りでカバーしやすいため、採用候補に挙がります。

特に、ウルザトロンは1ターンに動ける回数が多いデッキなので、デッキトップが土地だったせいで何もできない1ターンの損失は甚大です。出来ればタップインの許す限り採用したいところ。


ただし、後手1ターン目に《炎の稲妻》が打てるかどうかでライフ差が大きく付く事などを考えると赤マナ源をタップインの土地にするのはオススメできません。

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<炎の稲妻の表+裏や、とどろく雷鳴など赤マナが2つ欲しいケースは多く、タップインは辛い>

●ボジューカの沼

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タップインの代わりに、対象のプレイヤーの墓地のカードをすべて追放できる黒マナの土地。

《地の裂け目》などのフラッシュバックを防いだり、墓地回収をよく使うfamiliar対策として有効です。

他にも、これで自分の墓地を綺麗にしてから《ファングレンの匪賊》を出せば「万が一除去されても《憑依された沼墓》で確実に匪賊を回収できる」盤面を作れます。

黒マナ呪文を使わない場合はタップイン+実質無色マナなのでやや使いにくいですが、呪禁オーラ対策に《悪魔の布告》を積む場合には結構使える土地ですね。
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いかがだったでしょうか。

ウルザトロンはメタによって土地の配分を変えると、それによって呪文の配分も変わり、それがまた土地の配分に影響を与える難しいデッキです。
このデッキを使いこなすには、とにかく多くのデッキと沢山戦って各土地の強みを実感することが重要だと思います!

自分にとって「満足のいく土地バランス」を考えるのも楽しいですね!

以上、土地を笑う者は土地に泣く。特殊地形考察でした。参考になれば幸いです。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)